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LAでKIAに乗る [くるま]

初めて米国はロサンゼルスで車を運転した.

昨年末はロサンゼルスに行った.LAといえば徹底した車社会.やはりレンタカーを利用するほかない.そういうわけで,初めてアメリカで車を借り,運転してみた.


LAでの相棒となったのは,真っ赤なKIA Sportageという韓国車.全長4,440mm×全幅1,855×全高1,645mmというサイズは,スタンダードというよりコンパクトSUVに近いかも.むろん,日本ではイマイチなサイズだ.

韓国車ということで若干心配したが,高級感は全く無いものの非常に気になるような点も無かった.荷物もよく呑み込んでくれる.ただ,ブレーキが甘いのと,ボディが結構ゆすられるのが気になった.乗車人数が多かったせいもあるだろうが,残念ながら俊敏な動き・・・という感覚は得られなかった.

左ハンドル・右側通行にはすぐ慣れるが,フリーウェイなどの標識はとっさに発見・判読するのが難しかった.フリーウェイは無料なのでやり直せばいいのだが,一般道路との接続点も多く,走りながらなので最初は少々きつかった.走り抜けてしまえば合理的だと思うものの,一番右を走っていたつもりがいつのまにか中央になっていたりと変化が激しい.

カーナビ(向こうの人々はGPSと呼ぶ)はモバイルタイプを借りたものの,ただの低性能タブレットだったのでホルダだけ使い,自身の携帯電話でgoogle mapのナビ機能を使った.十分な性能だが,過度に渋滞を意識して遠回りしたり,案内での距離がマイル・フィートだったりするのには戸惑った.「1/4マイル先,右方向です」・・・400m先ってことね.


噂には聞いていたが,クリスマス時期のレンタカー会社は予約が集中し,カウンターに行ってもかなり待たされる.当方も,空港で入国審査を軽やかに通過し,レンタカー会社の送迎バスに乗り込んだところまでは良かったのだが,結局,車を借り出すまでに2時間半かかった.

予約はスタンダードSUVだったのだが,どうもこのクラスは人気があるらしく,クリスマス時期は自転車操業状態のようだった.つまり,予約があっても車が戻ってきていなければ待たされる.

カウンターには既に長い行列ができていて,我々の順番が回ってくるまで1時間半,その後,カウンターで各種手続きをして,車が確定するまでに30分.その車の清掃・洗車が済んで,実際に貸し出しを受けるまでにさらに30分.こりゃキツイね.

この時期は家族連れや帰省客が多いのか,比較的大柄な車に人気が集まっていたようだ.カウンターでは「コンパクトカーでいいお客さんはいませんか?」とクルーが聞いて回っていて,そういう人たちはさっさと貸し出しを受けていた.当方は連れと荷物が多かったので,コンパクトカーというわけにはいかなかったのだ.

それでも,無事に車を借り出せたことは良かった.カウンターで対応してくれた方も丁寧な応対で助かった.さらにお金を出せば,待たずに配車してくれるサービスもあるのだろうか.

01_kia.jpg
LAでの相棒,KIA Sportage.鮮やかな赤は駐車場でも見つけやすい.ロサンゼルスでも,白,黒,銀の地味な車が多かった.紫のロールスロイス・レイスとかも走ってたが・・・
02_view.jpg
LAの広いフリーウェイも結構渋滞する.ロサンゼルス中心部にアクセスするインターステート5号と10号のジャンクションは日本の大都市圏並みに渋滞する.車線は多いが車線の幅自体はあまり広くないので(車が大きいし),並走には結構気を使う.

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