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技能試験よもやま [家]

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圧着工具2種.大きいほうは親戚が持っていたロブテックスAK-17A,小さいほうがセットに入っていたホーザンP-737.AK-17Aは「大」のリングスリーブも圧着できるが,かなり大きい.電工2種の実技には「小」と「中」が圧着できれば十分なので,手の小さい私にはP-737がありがたい.
自己満足で続き.

電気工事士の実技試験には,工具を持参しないといけない.手持ちの工具でVVF線に立ち向かえるようなものは何も無かったので,電気工事士実技試験用と謳っている工具セット,HOZANのS-17を買ってしまった.付属の布尺は邪魔になりにくく,工具ケースも何気に便利.もちろん,ネットオークション等を活用すれば,もっと安く手に入るのだろうけど・・・

セット買いしたので関係ないが,圧着工具だけは規定のJIS適合品を選ばないといけない.握りが黄色いことが目印だそうな.セットに含まれているP-737は小型で,手の小さい私には非常にありがたい.

HOZANの工具セットにはVA線クリップなるものが入っていたが,どうも私はコレと相性が悪かったので,使用しなかった.VA線,特に2.0mmは硬くて,このクリップで留めておいても弾き飛んでしまうことがあったのだ.

工具と同様に,実技試験練習用と銘打った材料セットが売られている.これが結構高いので迷うところだが,私はやはりHOZANのS-DK3というセットを買ってしまった.モノが揃うと,なんとなく安心だ・・・

さて,工具も材料もセットで買ったし,後は練習するのみ・・・だが,実技は制限時間40分の課題であるので,練習にもやはり40分ぐらいかかる.勤めを終え,帰宅後,あるいは早起きして早朝,に練習することを考えると,1日1問ぐらいしかできない.私の場合,練習期間は実質10日あるかないか,しかも土日も日中は時間が取れない,という状況であった.

そこで,基本作業の練習+13問公開されている候補問題に順位をつけ,要素数が多いものから1日1課題を試験日まで続けることにした.結局,#11→#2→#12→#7→#3→#9→#13と7問やったところで試験日となってしまった.

私が購入した参考書には「タオルを持って行け」と書いてあった.半信半疑で小さめのタオルを持っていったが,これは正解であった.工具の下に敷くと,工具が滑って動いたりしないし,電線をしごくときも手が痛くならない.手が汗ばんでも簡単に拭ける.あまり周囲に持ち込んでいる人もおらず,いいのかな?と思ったが,持って行って実によかった.

本番では,とにかくミスをしないことが重要と思い,指差し確認しながら作業を進めた.修正には製作以上の手間がかかるからね.

大学の受験問題等と異なり,なぜか第二種電気工事士の問題冊子は,中に印刷されている問題が表紙から透けて見えてしまう.問題冊子を開けることは禁止されているが,表面をじっくり眺めることは禁止されていないので,ある程度作業内容が推定できる.今回の問題では,アウトレットボックスとVVRが無いことがすぐにわかったので,正直ホッとした.

結果として,簡単な問題#6が出題されたこともあり,首尾よく合格することができた.振り返ってみれば,こんな資格に大金出して・・・と言われそうだけど,勤め人で趣味的に資格を取ろうとする方であれば,ある程度,時間をお金で買うことも許されるのではないか,と自分を正当化しているところ.

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