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我が家の中学入試 [日常]

【親バカ注意】
先日,長男の中学入試があった.元々私立中堅校を志望に据えていたので,無事に2月1日の試験で我が家の中学入試は幕を閉じた.

長男は大手学習塾のSAPIXに通っていた.宿題の量が多く,学習管理が大変なことで有名らしいが,そのあたりは妻がうまくやってくれた.そういう意味で,入試成果は妻と子の共同成果であろう.

当方のイタリア赴任に付き合ってもらったので,長男のSAPIX入塾は5年生の5月であった.下から2番目のクラスからスタートして,最終的には上から2番目のクラスに居たので,我が子なりに良くやったと思っている.大規模校では無いのだが,「一番上と下以外は全クラス経験した」というのが子供の弁だ.

終わってみて,中学受験は親の受験とも言われるが,やっぱり学ぶのは子供本人なのだな,という当然の感想を持った.また,中学受験はジェンダー(母的な役割,父的な役割)を浮き彫りにするものだな,とも感じた.

我が家は妻が普通に母的な役割を果たしてくれたので,当方は父として「ブレない姿勢」を演出するよう努めた(つもり).曰く,受験を契機としてここで勉強することに意味があること,クラス昇降や模試の結果は目安でしかないこと,チャンスに手を挙げることが大切なこと,など.

もう1つ,子供を管理対象と見ない(そう感じさせない)ように気を付けた.「駅に迎えに行く」ではなく「待ち合わせて帰る」,「宿題を見てやる」ではなく「一緒にやってみよう」など,言葉を選んで過ごすようにしたし,親子で決めた自由時間は何をしていようと干渉しないようにした.

ま,御三家を志望したわけでもなく,結果オーライな我が家の自己満足ではあるのだが,受験に振り回される,というような事態は避けられてよかったな,と思っている.

今後,我が子には,なぜ私学というものがあるのか,選抜された集団に属する意味は,などを少し考えながら大人になってもらいたいと思っている.

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