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ルンバがやってきた [家]

w_roomba521.jpgイタリアにてアパートを借りている.

一応家具付きのものを借りているのだが,電化製品は冷蔵庫と洗濯機ぐらいしか備え付けられていなかった.とりあえず掃除機を買わねば,と思ったのだが,こういった消費電力の大きなものは,電圧が違う日本に持って帰って使うことが期待できない.

一番安いヤツを使い捨てにすればいいのだが,もう少し賢い方法はないものか・・・と思いながら郊外の大型電気店を歩いてると,こちらでも掃除ロボットを売っている.韓国製のパチモノも多いが,本家ルンバも並んでいた.ルンバなら100Vの国・米国製だし,日本でも売っているから,電源アダプタだけ後で買えば日本で使えるのでは,と考え,興味もあって少々高いが買ってみた.

件の電気店では,在庫のほとんどが760だったが,1台だけ安価な521があったのでそれを購入.329ユーロであった.なお,こちらは石の床が多いせいか,RoombaといってもScoobaが売り場の主役という感であった.

さて,ルンバの掃除性能などは既に語りつくされているので,ここでは欧州向け廉価版Roomba521のセット内容について触れることにしたい.

日本のルンバ公式サイトで廉価版の500シリーズを見ると,527Jと537Jというモデルがラインナップされている.

当方が購入した521,外観は527Jと同じである.このブルーグレーが520系の色なのだろう.内容物は結構違っていて,次表のようになっていた.

Roomba製品内容比較
形式521527J537J
ホームベース×
バーチャルウォール012
リモコン×
お手入れツール
クッションラバー×
交換用フィルター×


なお,日本のオンラインストアによると,527J, 537Jの参考価格はそれぞれ48,800円と59,800円とのことだった.

521と527Jを比べると,日本向けの527Jにはホームベースが無く,代わりにバーチャルウォールと交換フィルターが付いている.案外,日本で使っている方々は通常の掃除機と同様に,清掃後はルンバをどこかに格納しているのだろうか.また,日本仕様の2台はクッションラバーが添付されている.それだけ細かい傷を気にする人が多いということだろうか(和室の壁などが問題になるのだろう).

欧州向けの521は,交換部品が付属しないが,電気店でブリスタパックに入ったメンテナンスキットを売っている.まあ,そういう文化なのだろう.

そういえば気にしていた電源アダプタだが,表記を見ると入力電圧100V-240V対応と書いてある.日本に戻ったら,コンセントからアダプタまでのメガネケーブルだけ買えば良いようだ.やっぱりアメリカ出身だからね.なお,イタリアiRobotのホームページでは,電源アダプタが白いのだが,購入したものは黒かった.

購入後ひと晩充電して,翌朝起動すると,ブイーンといいながらあちこち掃除していた.ひとしきり掃除すると,ちゃんとホームベースとドッキングする.なかなかロボットらしいじゃないか.

w_roomba_box.jpg w_homebase.jpg
箱には欧州6か国語で売り文句が記載されている.日本版はどうなのかな?持ち手もあって,案外軽い. 掃除が終了すると(Roombaがあきらめると?)ホームベースに戻ってくる.結構正確にドッキングするので感心.充電中は中心のランプがゆっくりと点滅する.やはりRoombaのポイントはこの円形デザインだ.

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