ザ・シーズンと契約する

ザ・シーズンことセキスイエクステリアと造園工事の契約を結んできた。

対応については、やはりハウスメーカー紹介の普通の造園業者とはだいぶ違う。ハウスメーカーが工務店を包含してユーザ・インタフェースとして果たしている役割をそのまま造園業者に当てはめた感じだ。この業態は今後それなりに普及するんじゃないだろうか。我々にとって、造園は家以上に言語化しにくいから。

我が家が依頼したハウスメーカーもデザインをウリにするところだったが、結局外構や造園にはあまり注力してくれない。家本体にお金をかけさせる、という営業目的は分かるのだが、狭い敷地に建つ家は外構と一体化したほうがデザイン的にいいだろうし、新築の事業を確実に取れれば外構業者としてもいいはずだ。

なお、ザ・シーズンの担当者に話を聞いてみると、新築よりも庭のリフォームや、建売住宅の庭改修の依頼が多いとのことだった。

価格については、やはり割高だろうが、そんなに高いという印象はない。以下勝手な推測。

我が家が依頼したザ・シーズンの店舗は５人で運営しているそうなので、人件費や固定費などを考えると年間の粗利は１億円ぐらいかなあ。原価率20%とすれば、年間売り上げ1.25億円か。１件あたり契約額が平均200万円とすると、年に63件、月に５～６件やればいい、という感じかな。平均が100万円ならその倍、月に１０件ぐらい。こんなもんだろうか。

我が家を担当してくれるザ・シーズン吉祥寺店は打合せスペースが２テーブルしかない。午前１件、午後２件で一日最大６件、土日で１２件。現地に出向いたり平日に打ち合わせることもあるかもしれないけど、均して年間600回の商談機会があると考えてみる。年に120件成約するなら、成約率20%。60件なら10%。打合せは完全予約制だから、こんなに成約率があるんだろうか。我が家は相見積も取らずに（ハウスメーカー紹介の造園業者にプランは作ってもらったが、気に入らなかった）3回打合せ＋1回現地調査で決めちゃったけど。

造園業界、未知の世界だ。