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ランチア・デルタに乗る [北イタリアから偉そうに]

w_delta.jpg毎度の自己満足的レンタカー記録.今度はランチア・デルタ.ディーゼル1.6L,6MT.リバースロック解除はリングを引くタイプ.

同じ営業所に同じクラスで予約を入れても違う車が来るのがレンタカーの楽しいところ.今回はイタリア車,ランチア・デルタが割り当てられた.

この個体,走行距離が77,000kmになろうかというところで,少々クタびれた感じ.前面ライセンスプレートがシワシワだったので,事故経験車かも.そんなのだから,ちょっと下の料金クラスに提供されたような雰囲気だ.

デルタはゴルフVIを引き延ばしたようなサイズだ.カピパラのような顔や丸いお尻がチャームポイントなのだが,荷室は深くあまり買い物車には適してない.デルタに限らず,フィアットやアルファ各車は鼻先が長いよね.

いつものことだが,このデルタもクラッチペダルが遠い.イタリア人は左足が長いのか?幸いステアリングは幅広く調整が効くので,思い切り前に押し出し持ち上げて,シートを前に出す.これにより,後席の妻から「びっくりするほど広い」とのコメントをいただく.

シンクロが強力なのかトルクマネージメントが効いているのか,当方の下手なクラッチ操作でもスムーズに走ってくれる6MTは好印象.唯一1速のみはシビアだったが,この個体がヨボちゃんだったせいかもしれない.このデルタの場合,若干2速の守備範囲が(エンジンとの関係で?)狭い感じで,以前乗ったアストラほど街中で手抜きをさせてくれない.その代わり,3速の守備範囲が広いようで,郊外の一般道は比較的ラクだった.なお,イタリアでレンタカーを借り始めた当初は「6MTとかメンドくさそう」と思ったが,慣れてくるとやっぱり6速あったほうがいい.

高速道路でもパワーは十分なのだが,うねった路面でポンポン跳ねてしまって怖い.ヨボちゃんだからか,電子制御サスの設定がおかしい(あるいは故障中?)なのか.新車で走ってみたかった.

一応高級車ブランドなので,いろんな装備が付いているらしいのだが,結局フォグランプぐらいしか使わず.内装も特段高級感はない.

でも,こんなデザイン優先車がそれなりに受け入れられてるイタリア市場は,ちょっと羨ましい.

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