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Xperia X 雑感 [携帯・PDA]

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購入したXperia X F5122をセットアップする.

買ったのはいつもの1shopmobile.Expansysと見比べての購入なのだが,Brexitの円高に合わせてアチラで購入.本体$525+送料$30+税3,800円だった.どちらのショップもシングルSIMモデルF5121が在庫無しなのは,技適通過を待っているんだろうか.

今回もPO-BOXは無し.充電器もCプラグだったので,香港モデルではないみたい.ネットで見かけるレビュー記事にはPO-BOX有と書かれているので,こちらをお望みの方はExpansysで買う方が良いかも.GODAN入力派の当方はどうでもいいので.ロケールは最初から日本になっていた.

色はグラファイト.確かに黒とは違う色で,鉛筆の先みたいな色.男性には好かれそうだが,女性からは敬遠されそう.

持ちあげると安っぽい感触のボリュームスイッチがカチリというのが不満.重量は153gとのこと.Z1Compactは140gなので,大きくなったが重さは感じない.

指紋認証の精度は良好だが,単に通知の有無を見たいだけでもロック解除画面まで進んでしまうのにはまだ慣れない.スマートウォッチを買えというお達しか.

NFCタッチでセッティング移行みたいなことができる・・・のだが,Z1Compactからだとアプリのインストールが必要だった.WiFiアクセスポイント情報までクラウド経由で転送されるのは若干不安だが・・・

2年半の間にXperiaシリーズはZ2, Z3, Z4 ,Z5そしてXと激しくモデルチェンジした.そうしないと市場に留まっていられないのかと思うと,Android陣営の苦難が思いやられる.Preminiのような究極のコンパクトさを追及してもらいたい気分でもあるのだが,新興国市場を押さえないと生き残れないのだろうね.

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試しにIIJのSIMを入れて起動すると,アクセスポイントが自動的に選択されていた.それどころか日本のMVNOが多数登録されていて驚き.国内でも正式に発売して欲しいものだが・・・キャリアとの協議でSIMフリー機の正規投入は難しい,とどこかのインタビューに書いてあったな・・・ NFCタッチでカンタン設定移行,のはずなのだが,起動直後にOSアップデートがかかり,その後はプリインストールアプリが途中で落ちるようになる.アプリもアップデートすれば良いのだが,なんだか萎える.Z1Cにはこのアプリがプリインストールされていないので,改めてのインストールが必要.

Xperia X dual SIM F5122 買いました [携帯・PDA]

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Z1Compactからの強烈な買い替え信号を受信したので,Xperia Xを買いました.Dual SIMのF5122.

Xシリーズはとりあえず安価なXAと真ん中のX,それにX Performanceという展開.日本のキャリアからはX Performanceしか発売されない.

安価なXAも魅力的だが,大きさがさほど変わらない(少なくともZ Compact系より大きい)のに液晶解像度が低い.何より対応バンド数が少ないのが気にかかる.これを選んで,後からCompact系が出るとショックが大きいな・・・と思ってパス.

X Performance,プロセッサが強化されているのは美点だが,Z5 Premiumの4K液晶のような分かりやすさは無い.日本市場でiPhoneに対抗するには防水が必須なのだろうけど,そのためにボディが大きくなるとしたら残念.

そういうわけで,真ん中のXにしたのだ.

そして「海外2台持ち」を解消するためのDual SIM.

これまで,現地でSIMを買っても日本からの着信を無視するわけにもいかず,日本SIMを通話専用端末に入れてZ1Cと「2台持ち」してきたのだ.しかし,当方の不注意でSIMアダプタを噛みこんでしまい,主力機w880iのSIMスロットを破損.10年以上愛用してきたGSM専用のJ200iはさすがに疲労が隠せず充電端子が接触不良気味.最近出張が多い韓国では使えないし.デザインは今でも大好きなんだけんどな・・・

いや,ストレートに言えば,コンセントが少ない海外のホテルで端末2台(さらにタブレットやPCもある)をマメに充電するのがメンドクサイので,少しでも端末数を減らしたかったのだ.

micro SDと排他利用なのは残念・・・本体メモリが64GBあるから大丈夫かな.

デビュー戦はシンガポールの予定だ.

ふっくらZ1C [携帯・PDA]

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2年と少し使ってきたXperia Z1 Compact.バッテリが膨張し,いつのまにか本体からリアカバーが剥がれていた.

海外用で手荒に使ってきたからか?とも思ったが,友人に聞くと(Xperiaに限らず)よくあることらしい.ちなみに「スマホが妊娠した」と称するとか・・・

2年ぐらいでリチウムイオンバッテリがふっくら膨らむ現象は従来のドコモ機でもGSM機でもあったので驚くに値しないが,バッテリ交換不可のモデルは当方にとって初めて.

しかもXperia Zシリーズは「防水スマホ」が売りだから,気づいたときには水没状態かもしれない.これはかつてない買い替え信号だ.

当然,Xperia Xシリーズを物色するのだが・・・もしかして最上位のX Performance以外が防水じゃないのは,この現象を見越してのことなのでは・・・

カゲロウの卵 [日常]

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久しぶりに車を動かそうとすると,ウインドスクリーン上で何かが風に揺れていた.カゲロウの卵らしい.

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縮む日本とMVNO [携帯・PDA]

このところ隆盛とされている「格安携帯」こと各種MVNO.その理由を考えて自己満足してみた.

なお,米国は国土が広く通信インフラ整備の経済効率が悪いと思うので,主に欧州を比較対象と捉えている.

日本人は理解できなくても契約する


携帯電話大手キャリアの契約はどれも横並びに複雑だ.でも,多くの人が契約している.日本人は理解できなくても契約するのだ.これを支えるのは厚い中間層の経済力だろう.階層社会の欧州と違うところだ.

欧州人は理解できない契約はしない.端的にいって庶民はお金を持ってないから.利用者にとって払えない契約は危険だし,キャリアは回収できない請求をしても始まらない.プリペイド式が多いのもそれが理由だろう.

縮む日本


日本において第二次ベビーブーマー(40歳代)までは比較的経済的に安定していて,家族分の携帯代金ぐらいなんとかなる,という幸福な世代.

しかし,現在の30代は1990年代のそれと比べて平均年収が200万円も低下している.これが劇的に回復することはもう無いだろう.団塊・団塊ジュニアが引退していくと,1人月あたり約8,000円=年あたり約10万円・家族4人なら年40万円は「払えません」という人が増加するだろう.そうなると,欧州型のビジネスモデル,すなわち回収できない請求をしないようなプラン設定が必要になるはずだ.

大手キャリアもこういう予想をして,MVNOの展開を急いでいるんじゃないだろうか.

寡占キャリア次第


携帯電話事業への参入障壁は高く,わが国の寡占状況は変わっていない.役所の指示があっても,手を変え品を変え0円携帯(通信契約と端末販売の非分離)を手放さないところを見れば,寡占の力を痛感せずにはいられないし,総合的にみて寡占キャリアが損しない変化が続くだろう.

大手キャリアショップの販売効率を考えると,契約1人に1時間かかる現状では,8時間労働で8台が限界だ.1人15分で済むなら,同じ労働で32台売れる.販売員1人あたり労務コストが諸々で1日2万円とすれば,8台しか売れなければ1台あたり2,500円.32台なら625円で済む.回線貸し出しビジネスも悪くない,と思える水準まで来てるんじゃないかな.

つまり,販売コストに見合わない客は出ていってもらう.ただし,行先が自社系MVNOであれば,収入を完全に失うわけでもなく,ライバルキャリアを利するわけでもない.

MVNOはそういう波に乗っかった.ただ,ユーザーにもメリットがあるのが救いだ.

今後,大手キャリアブランドは大きく稼げる大口企業と楽に稼げる高齢者に的をしぼり,マスマーケットはMVNOに任せる,という形になっていくんじゃないかな.

そんなの当然ですか,そうですか.


ドコモとお別れ [携帯・PDA]

数えで20年付き合ったドコモ.最後に残っていた1回線を解約した.

この回線は,応援学割のときに「大人も1回線3年無料」というので作った名残.当初は受信専用として古い端末に入れたりしていたが,結局ほとんど使うことなく解約月を待っていた.

なので,解約に特段の感慨は無かったのだが,解約手続きに臨んで大手キャリアの携帯販売・契約の欺瞞を強く感じたので,一筆書き残す次第.


まず,ドコモの解約にはドコモショップへの来店を要する.MNP転出のときは電話だけでいいのに.ドコモショップの混雑は,以前に増して悪化しており,顧客も店員も疲弊している.

この主たる原因は,顧客が当然に持つであろう(そして持たせるのに特段のコストがかからないであろう)権利を一方的に制約することで利益をあげ利権を守ろうとする大手キャリアの態度がある,と確信している.

私のすこし先のカウンターで,新規契約を申し出た顧客が「1時間以上かかります」と言われて逆上していた.対応まで既に長時間待たされた上に,まだ1時間かかり,席を外してはいけないという.そりゃ怒るだろう.

なぜ契約に1時間もかかるのだろうか?当方が海外の携帯ショップでプリペイドSIMを買うとき,パスポートなどの本人確認などを含めても10分程度が普通だ.IIJのみおふぉんをカウンタで契約したときも,全体では1時間かかったものの,10分程度の入力作業の後は「時間になったら取りに来てください」で終りだ.

複雑な料金プラン,法外な報奨金と解約金.多数の囲い込みオプション.自社端末と称する国際版に敢えて制限を加えた端末.顧客も販売店も不幸にするシステムだ.本社は分かってやっているのだろうから腹が立つ.


Apple StoreでSIMロックのないiPhoneが売られ,様々なSIMロックのない「格安SIM向け」端末が売られ,通販で技適のある国際版端末が買える今,もはや大手キャリアの販売モデルは一般顧客から離れている.顧客も学ぶ必要があるし,端末メーカーも勇気を出して顧客の立場に立ってほしい.

MVNOの隆盛はドコモの貢献もあると思う.顧客の側も,安易な分割払いに騙されないよう,自身の権利を安価に買い上げようとする相手を拒絶するよう,努力が必要だと思う.


ムーミン走馬燈 [家]

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フィンランドのお土産.銅色のメッキでキラキラ光ながら回る.


Jeepで山に登る [日常]

Jeepで山に登りました.インドネシアはジョグジャカルタのムラピ山で.

ジョグジャカルタ北方に聳えるこの山,何度か噴火・火砕流を起こし,大きな人的被害を出したところだ.

いまも火砕流で埋まった河川の改修工事が行われているのだが,被害を受けた地域の観光地化が進んでいる.

どんな観光地かというと,火砕流の被害を示す展示と,オフロード車用のラフロードを組み合わせたような感じ.

麓で車を預け,ドライバー付きの4駆を借りて山に登る,というサービスが行われているので,現地担当者と一緒に行ってみた.

このサービスを行う会社はいくつもあり,車も様々なのだが,我々が借りたのは若いドライバー付きの古くて小さいジープ.幌なし,ウインドシールド倒しっぱなし.後部座席はシートベルトもないベンチシートで,ロールバーが命綱代わり.正直いいのか?と思うのだが,みんなコレで行くらしい.

走り出すと,当然ながら風がすごい.たぶん最高で50km/hぐらいしか出てないと思うのだが.途中で給油したのだが,後部座席下のタンクにジョウゴで燃料を入れていた.

途中までは舗装路だが,やがてラフロードになる.ただ,このラフロードは火砕流被害でやむを得ず・・・という部分はあまり多くなく,わざわざオフロードカー用に設定されたもののようだった.

いくつかの観光スポットを巡り,かつてキャンプ場だったというツアー最高地点に向かう.観光スポットは博物館と称して火砕流の被害を示す遺品を展示したり,火砕流での被害者がでたシェルターを展示したりしているのだが,正直あんまり楽しい感じではない.それぞれのスポットには露店があり,同様の車が多く集まってくる.

現地の人にとってはちょっとしたレジャースポットのようだが,なかなか日本人の感覚とは合わないところがある.そもそも,道路はちゃんと復興したほうがいいんじゃないだろうか・・・観光客は現地人のほか,西洋人を含む外国人も多かった.

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我々の友となったジープ.そもそもナンバープレートが無いみたいなんですけど・・・狭い運転席に3ペダルが並ぶ.道も分からないため,当然ながらドライバー込みでレンタルする.メーターらしきものは水温計しか付いていなかった.
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ツアーで行ける最高地点.かつてはキャンプ場だったとのこと.荒涼とした風景に何とも言葉がでない.残念ながら雨季の終りにあたる時期だったため,ムラピ山は雲に隠れたままだった.


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ノートカバーに詰め込む [携帯・PDA]

ノートカバーを買い替えたので,中身の引っ越し.

引っ越しといっても対象ノートサイズを変えてしまったので,ノートそのものは新しく購入だ.

そのA5版のノートは,マルマンのMnemosyne,182番の方眼にした.当方,5mm方眼ノートであればどのブランドでも良かったのだが,このノートはA5・横使いを提案しているのが面白いな,と思って買ってみた.

ペンホルダには大喜びで2本刺す.長辺側はパイロットのスリムな3種ペン.短辺には同じくパイロットのCocoon.逆に刺すと(件のMnemosyne 182の場合は)ノートカバーを閉じるときにギュっとする必要があった.

ノートカバー(製品名はダイアリーカバー)は革製だがポケットが充実している.左手にはカードホルダが2口.左右にメモホルダ.背面にはマチつきポケット.さらにその背面にもポケットがある.収容力はかなりのものだ.その分厚みが出てしまうが・・・

ネット通販のショップによっては,ノマドシリーズを「オーガナイザー」や「クラッチバッグ」に分類しているところもあるが,さもありなんだ.

カードポケットはいまのところキチキチサイズで,名刺を刺すと取り出しにくいくらい.SYSTEMICのスルッと落ち問題で悩んでいた当方にとっては福音だが,経年変化でどうなるかは注視していきたい.

ノートの(背)表紙を差し込むスリットは左右にあり,薄めのノートを選べば2冊使いもできるはずだ.このあたり,SYSTEMICの機能性に見劣りしないのはすばらしい.値段は10倍だけど・・・

愛用のタブレット Xperia Z3 Tablect Compact は背面のマチ付きポケットにぎりぎり入る.このポケットはiPad miniを想定して作られているようで,長辺が長いZ3TCにはちょっとキツイ.ま,ポジティブに考えれば,スルッと落ちない,ということで良しとしよう.なお,ノートを刺す部分にはキツくて入らなかった.

当方にとっては高い買い物で,もちろん満足しているのだが,もう一回り大きかったらなあ,という気持ちも拭いきれない.手帳としてはA5でも大きいぐらいだが,ノートとしては限界の小ささ.もしB5版が再生産されたら,また買ってしまうかも・・・しばらくWebで検索するのは止めよう.

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上がこの「ダイアリーカバー」を開いたところ.下はノートやペンやタブレットを入れてみた姿.革は特に匂いもなく,黒色ということもあって落ち着いた印象.元々はレッドやパープルといったカラーバリエーションもあったらしい.現行製品の8225はステッチの色が革の色と変えられているのがちょっと羨ましい(8169はステッチも黒).2か所のペンホルダはやっぱり便利.ところで,こういう革製品って,どういうタイミングでモデルチェンジするんだろう?


革のノートカバー買いました [携帯・PDA]

01w_unbox.jpg革のノートカバー買いました.Ashfoldの型番8169,ノマドシリーズのダイアリーカバーだ.

これまでコクヨSYSTEMICのリングノートタイプ・セミB5を使ってきた.このノートカバーは多機能で便利なのだが,どうにもポケットの保持力が弱く,カードなどがスルッと落ちてしまう.

購入当時はiPad3のホルダも兼ねていたのだが,タブレットをXperia Z3 Tablect Compactに買い替えてからは,こいつもスルッと出てきちゃう.取り出しやすいといえばそうなのだが,これだけ持って会議に・・・というようなシーンでは不安が募る.

購入から丸3年が経過し,見た目にも少々くたびれてきたこともあって,買い替えを模索.柔らかめの革ならスルッと落ち問題も緩和されるんじゃないだろうか,手触りもいいし・・・と革製品を中心に探し,悩んだ末にこの8169を購入したのだ.

Ashfordのノマドというシリーズは,元々A5, B5, A4があったようで,カラーバリエーションも豊富だったようだ.ただ生産はとっくに終了し,流通在庫が残るのみのようだ.ノートサイズを変えるのに抵抗感があったので,本当はノマドのB5版が欲しかったのだが,一生懸命調べてもショップに問い合わせても在庫無し,ということだった.A4はわずかに流通在庫があるようだったが,かなり高価(5万円以上?)なようだ.

それでA5にしたわけだが,それならAshfordのオフィシャルWebに載っている「オイルソフトレザーダイアリーカバー」8225がある.これは大手文具店にも在庫があり,手に取って確かめることができる.この8225は定価20,000円+税.一方,古いシリーズの8169は定価23,000円+税.違いは何だろう?

革の質については良く分からないのだが,Webの写真をじーっと見ると1か所だけ重大な違いがある.8169には2か所ペンホルダがあるのだ.ノート長辺方向に1つ,短辺に1つ.8225では後者が省略されているのだ.

これって結構大事かも・・・なぜかというと,長辺方向のペンはダイアリーカバーに包まれてしまうので,開かないと取り出せないのに対し,短辺方向のそれは直接取り出せるのだ.

これで3,000円の差か・・・と例によって悩む.SYSTEMICが買えちゃう金額なのだが,革製品に絞って製品を見ていて感覚がマヒしてきたのか.B5版を調べてもらったとき,その値段が38,000円+税だった,というのも効いたのか,8169のほうをポチってしまった.

後悔はしていないよ・・・(つづく)

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確かに2つ付いてるペンホルダ.右側(長辺側)のものは固定,短辺側のものは引き出せるタイプ.短辺側は使わないなら引っ込めておける.どちらもそれなりに太いペンも刺せるが,長辺側のものは(ノートとの兼ね合いだが)あまり太いとカバーを閉じるのにちょっと苦労する.


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